令和5年度SSH科学巡検
本校の科学巡検として、本校1年次生徒40名が6月10日(土)に京都市で滋賀県の高校(膳所、石山、高島、彦根東、守山、虎姫)の生徒と、11日(日)奈良市で奈良女子大学附属中等教育学校の生徒と交流してきました。
1日目は京都大学で、午前中、教授の講義「エネルギー・環境と自動車」とマツダ株式会社パワートレイン技術開発部部長の講義「マツダSKYACTIVエンジンの環境技術~内燃機関の効率向上への挑戦」を聴いた後、研究室を見学させていただきました。午後は、本校の生徒と滋賀県の生徒がペアを組み、本校生徒が講師役としてAI(人工知能)作成をするワークショップを行いました。本校生徒たちは、教えるということに慣れない中で、積極的にコミュニケーションをとりながら、役割をしっかりと果たしていました。本校生徒も滋賀県の生徒も楽しそうに京大キャンパスを歩き回って、AIを完成させていました。
2日目は、奈良女子大学附属中等教育学校で、課題研究発表交流会の第1部(ポスター発表)に参加しました。本校生徒たちは、奈良女子大学附属中等教育学校の生徒の発表を聴いて積極的に質問し、自分たちの発表に対する生徒や教授からの質問に答えながら、科学に対する姿勢や考え方を学びました。
SSH
2023/06/20
数学班の近況報告
新年度を迎え、数学班は1年次生8名、2年次生4名、3年次生12名の計24人となり、科学部86名の中では一番の大所帯となりました。
今年度は『円の周上に点を取って、円の内側の範囲で全て結んだときの形や数の法則性』という研究題目で、SSH校内科研費を頂けることになりました。
その科研費を使って、8月26日(土)に大阪府にある大阪府立大手前高等学校で開催される「マスフェスタ」に2年次生4名が参加し、ポスターセッションを行います。
発表題目は「内接n角形の対角線が作る交点と分割部分の最大個数について」で、科研費請求のときの題目をより具体的にして、現在研究中です。
なお、2年次生は8月22日(火)から25日(金)までは修学旅行です。大会は帰宅した翌日の10:30受付、11:00から開始されるので、早朝大阪に行くというハードスケジュールになります。
なお、9月9日(土)、10日(日)に行われる徳高祭では数学班の恒例の出し物になった「因数分解コンクール」を行う予定で、その出題問題を班員が考案中です。 また、数学ⅠA, ⅡB,ⅢCの問題集を作成し、販売するという新企画も推進中です。
ドリカムルームでの活動風景
SSH
2023/06/16
校内科研費申請
科学部では、一年間の研究について計画を立案し、科研費を申請して、認められた研究費をもとに実験を進めていくことにしています。今年度は、昨年度と同規模の13グループが申請し、5月22日に校長先生・教頭先生の前でプレゼンテーションを行いました。この間、第1回考査もあり、限られた時間の中ですがしっかり練った計画と研究への熱意を、スライドや寸劇を交えて分かりやすくプレゼンテーションで伝えようと試みました。各グループは研究費が通知され、本格的に実験に取り組み始めました。
SSH
2023/06/16