科学部生物班では、科研費を利用した実験も大詰めを迎え、論文の作成や外部での発表準備に追われています。「キノコの音に対する応答」と「野菜の育ちやすい環境条件」の研究はいずれも身近で素朴な疑問が発端で実験に取り組んできましたが、どのような成果が得られたか、発表が楽しみです。
また、空き時間を利用して、生き物の観察も行っています。先日は、煮干し(イワシ)の腸に含まれる微小生物を顕微鏡で観察し、イワシがどのような食性を示すのか調べました。
2023年1月アーカイブ
科学部生物班活動風景
九州大学で二つの賞をもらいました(科学部化学班)
令和4年12月18日(日)九州大学伊都キャンパスにて,令和4年度 将来の夢を切り拓く“高大連携”世界に羽ばたく高校生の成果発表会(九州大学主催)が開催されました。
本校の科学部化学班から2班が,口頭研究発表(発表タイトル あなたの知らない米ノリの世界)と,3 minutes Presentation(発表タイトル おうちのお掃除これ一本!)にそれぞれ参加しました。
口頭研究発表に参加した班は優秀研究口頭研究発表に選ばれ,特別賞を受賞いたしました。また,参加高校投票賞(参加高校生の投票により選出)も受賞いたしました。
受賞した谷本悠真(2年次生)君,田中大遥(2年次生)君,おめでとうございます。
サイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料研究成果発表会
サイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料研究成果発表会が、12月18日(日)にアサヒグループ本社で行われました。2年次生理数科女子4名「果物が本来持つビタミンC量を保ったドライフルーツを作る」、6名「色素の違いによる生分解性プラスチックの分解速度の差」の計10名2班が採択され、全5校が参加しました。半年間、アサヒ飲料社の研究アドバイザーのサポートを受けながら夜遅くまで研究を重ね、多くの失敗を乗り越えて発表会に臨みました。口頭発表や質疑応答など、2班ともしっかり的確に対応しており、練習の成果を発揮していました。「非常に充実した期間だった」「この研究が終わると思うと少し寂しい」など高校生活の良い経験となったようで、今後の糧になればよいと思っています。
5校のうち、法政大学第二高等学校「「かおり」で種子をコントロールできるか?植物がつくる揮発性物質の発芽への影響」が最優秀賞を獲得しました。