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今年もマスフェスタに参加しました―数学班2年次生―

1 マスフェスタ~その目的~

今年も8月24日(土)に大阪市の府立大手前高等学校で開催されたマスフェスタに数学班2年次生5名が参加しました。マスフェスタの目的は、「数学に関する生徒の取り組み(課題研究、部活動等)の研究発表を行うことにより、数学に対しての興味・関心を高め、今後の数学分野の教育活動及び生徒研究の発展に資する。」というものです。 

2 参加の様子

昨年は4名の参加で、修学旅行から帰った翌日出発するというハードスケジュールでした。今年は多少の余裕はあるものの8月27日(火)出発の修学旅行が迫った中で、開会も昨年より1時間早まり、徳山駅新幹線口集合も6:20と早朝となり、タイトなスケジュールには変わりありませんでした。

全国から45校の参加、81本の発表がありました。(昨年は48校,90本) なお、山口県からの参加は昨年と同じく本校のみで、中国地方では広島県の広島大学附属高校や岡山県から1校の計3校でした。 

3 発表内容

発表タイトルは「九点円の中心と五心の軌跡の関連性」というものでした。

 九点円

三角形の各辺の中点3個と各頂点から対辺に下した垂線の足3個、垂心と各頂点を結ぶ線分の中点3個の計9個の点は同一円周上にあり、この円のことを「九点円」といいますが、三角形ABC(A(a,b),B(-c,0),C(c,0))の頂点Aをy=1/x上で動かすとき、三角形の五心(重心,外心,内心,垂心,傍心)のうち関連性のある点について、関数アプリGeoGebraを使って考察しました。

 紹介文

研究内容についての紹介文は次の通りです。

『私たちは、「九点円や六点円などの三角形に関する円において、三角形を規則的に変化させていったとき、円の中心はどのような軌跡を描くか」というテーマで研究しました。関数アプリを用いて、三角形の1点を円・直線・放物線などに沿って動かし、円の中心の軌跡を調べました。また、規則性やなぜそのような軌跡を描くかについて考察しました。』 

4 要旨とポスター

発表1ヶ月前には発表要旨(A4サイズ1枚)を提出しますが、これが冊子「発表要旨集」として当日配布されます。それに掲載された要旨と発表用に作成・持参したポスターは次の通りです。

           要旨                     ポスター