マスフェスタに参加しました―数学班2年次生―
夏休みも終わる8月26日(土)に大阪の大手前高校で開催された第15回マスフェスタ<全国数学生徒研究発表会> に2年次生4名が参加しました。前日に修学旅行から帰ったばかりで参加生徒は大変だったと思いますが、頑張って 参加し、ポスターセッションを行いました。
発表タイトルは『内接n角形の対角線が作る交点と円の分割部分の最大個数』です。円に内接するn角形の交点の 最大個数はnC4個であり、対角線で作られる円板の分割部分の最大個数はnC4+nC2+nC0個になるという 研究成果を得て、それをまとめてA0用紙に印刷したポスターを持参し、発表しました。
全国から91の発表があり、徳山高校は同校体育館でポスターセッションを行いました。猛暑日が続く中、体育館で 発表するのか・・・と思いましたが、さすがに都会の高校(校舎は7階まである)で、体育館は冷房完備でした。大学 レベルやそれ以上の専門的な研究もあり、圧倒される思いもありましたが、参加生徒は負けずにプレゼンをしました。
発表と他校の見学がそれぞれ45分ずつで、午前と午後にありました。45分の内訳は発表8分+質疑応答5分+移動 2分の15分を3回というものです。他校の生徒や先生(助言をする大学の先生も含む)が関心を示して聞きに来て頂け るだろうかという心配がありましたが、写真のように大勢の人が集まるときもあり、安堵しました。
他校の生徒や先生方からいろいろなアドバイスも頂き、さらには他校の生徒の研究を知ることで本校の今後の数学研 究が前進すると思いました。