科学部生物班のイモリ産卵相次ぐ

科学部生物班ではアカハライモリを飼育しており、毎回の活動は水槽の水換えと餌やりから始まります。今年は2月から3月にかけて産卵が続き、幼生を成体と別の水槽で小分けにして飼育しています。
先日、幼生をつぶさに観察していると、胴体から2本の頭が分岐した双頭の個体のいることがわかりました。発生初期の細胞の移植実験として、生物の資料集に掲載されているものと類似したものが、自然に見つかったのです。心臓などの臓器も2体分あるのでしょうか。これから観察しながら、少しでも長生きするように、見守っていきたいと思います。

イモリの成体